チュートリアル

RXでシンセのプチプチノイズ音を軽減する【ポスプロ学園#34】

2024.04.16

シンセの音を録音した際にクリップしてしまい、プチプチノイズが入ってしまった音源をRXで軽減する方法を解説いたします。

1.De-clipを使用する方法

De-clipを使用することで複数のクリップノイズを一度に処理することができます。
RXメイン画面右側のモジュールメニューより、Der-clipを開きます。
するとRXが自動的に設定をしてくれます。
Renderボタンを押して、設定を確定させます。

最初の写真にあるような縦に長い部分がノイズですが、最後の写真ではほぼなくなっているのがわかると思います。

2.Repair asistantを使用する方法

Repair asistantの中にはDe-clipの機能が含まれているので、簡単に処理することができます。
Repair asistant画面上部にあるアイコンをクリックし、Musicalにします。

Learnボタンを押して、音源を学習します。

Learnが終了したら、画面右下にあるRenderボタンを押して、編集を完了します。

3.Spectra Repairを使用する方法

ノイズが少ない場合などはSpectral Repair Replaceを使用してノイズを処理する方法もあります。
ノイズの部分を範囲選択し、Renderを押して編集していきます。

さらに、Instant processでReplaceを使用すると素早く編集することができます。

最後に

このようなノイズは、オーバーレベルで発生するノイズなので、録音する前にテストをしておくことが大事ですが、RXを使用することで直すことができる場合があります。色々な場面にRXを活用して頂けたらと思います。