RX 10

クリアな音への最も賢いソリューション

録音された音源が完璧な状態であることは稀で、実際はとても悪い状態であることの方が多いのです。だからこそ、RXが必要になります。RXは、ポストプロダクションや音楽・コンテンツ制作にて、音源の復元、クリーンアップや改善を行う、輝かしい受賞歴を誇る業界標準オーディオリペアスイートです。

これまでで最も直感的でインテリジェントになったRX 10は、iZotopeの長年のリサーチを基に開発されました。編集ワークフローをより素早くし、かつて修復不可能だった音源ファイルを救い、とてもクリアな音質を提供するなど、音源の分析からソリューション提供まで全てを担います。

ポッドキャストの編集、バンドのレコーディング、大作映画の制作でも、RX 10があれば録音した音源の魅力を最大限に引き出し、オーディエンスを虜にすることができます。

以下に紹介する新機能のほか、『Selection Feathering』で周波数帯・時間軸の範囲選択がさらに細かくできるようになり、ElementsエディションにはDe-reverbが追加されました。

Elements, Standard, Advanced

アシスタントを頼ろう - Repair Assistant Plug-in

オーディオリペアが初めての方、もしくは時短を求める方は、新しくなったRepair Assistantプラグインをお試しください。機械学習によるテクノロジーが、音の問題を素早く発見して修正します。DAWから他のソフトに切り替える必要もありません。 アシスタントが問題を自動的に認識してソリューションを提案したら、あとはダイヤルをお好みに合わせて調整するだけ。RX 10のRepair Assistantは、一から作り直され大幅にアップグレードされています。

Standard, Advanced

テキストを検索 - Text Navigation

長いダイアログファイルから特定の箇所を探すのは時間がかかります。RX 10では、新しいText Navigation機能で話されている言葉をテキスト化することができるようになりました。Text Navigationがダイアログを分析し、スペクトログラム画面上部にテキストを表示します。音源内で特定の単語を検索したり、テキストを選択して編集することができます。(注:現時点では英語のみ対応)

Advanced

話し手を判別 - Multiple Speaker Detection

複数の人間の音声が入ったファイルの作業をしていますか?Multiple Speaker Detection機能が個々の音声にタグ付けをし、ファイル検索に費やす時間を節約してくれます。話し手ごとに異なる音声処理が必要な場合に役立つ機能です。

Elements, Standard and Advanced

ノイズに順応 - Dynamic Adaptive Mode in De-Hum

De-hum機能内の新しいDynamic Adaptive Modeは、ノイズプロファイルを学習させることなく、不要なハム・バズノイズを時間をかけずに取り除きます。ピッチに影響を与えてしまう電磁干渉や他の複雑なノイズを、音質を犠牲にすることなく自動的に素早く除去してくれます。

Advanced

周波数を合成して復元 - Upgraded Spectral Recovery

携帯電話やあまり良くない機材を使って録音されたデータは、ハイとローが欠けていませんか?Spectral Recoveryはそんな音源を蘇らせてくれる機能です。新しくなったSpectral Recoveryでは、高周波数域の合成クオリティが向上し、さらに低周波数域の合成も可能になりました。

Standard, Advanced

RXは、とても簡単 - First Time User Experience

RXをガイドするインタラクティブツアーを追加しました。RXを初めて使われる方も、新しいバージョンについて知りたい方にも、分かりやすい解説が入ったツアーを提供します。

Elements, Standard and Advanced

ツールチップが日本語に対応

バージョン10.1.0より日本語ガイド表示に対応しました。RXの様々な機能にマウスを乗せると使い方やヒントを日本語でご案内します。

RX 10の動画を見る

牧瀬 能彦氏によるiZotope RX 10新機能紹介

青木 征洋氏による音楽家向けiZotope RX 10新機能紹介

あなたに最適なRXは?

RX 10 Elements

  • De-click
  • De-clip
  • Voice De-noise
  • De-reverb

 
NEW
  • Repair Assistant Plug-in
  • De-hum Dynamic Mode

Plug-inのみでの動作となります

¥16,500
RX 10 Standard

NEW

  • Text Navigation
  • Repair Assistant Plug-in
  • First time user experience

 
IMPROVED
  • Repair Assistant (RX app)
  • De-hum Dynamic Adaptive Mode
  • Selection Feathering (w frequency)

¥66,300
RX 10 Advanced

NEW

  • Text Navigation
  • Repair Assistant Plug-in
  • Multiple Speaker Detection
  • First time user experience

 
IMPROVED
  • Repair Assistant (RX app)
  • De-hum Dynamic Adaptive Mode
  • Upgraded Spectral Recovery
  • Selection Feathering (w frequency)

¥199,100
機能を比較する
RX 10の機能比較
Elements Standard Advanced
Restore Selection NEW
De-humIMPROVED
Horizontal Scrolling
Batch Processor
Guitar De-noise
Music Rebalance**
Loudness Control
Composite View
Text NavigationNEW
Multiple Speaker DetectionNEW
Dialogue Isolate**
Spectral Recovery IMPROVED
Wow & Flutter
De-click*
De-clip*
Repair Assistant Plug-inNEW
Voice De-noise*
Breath Control*
De-bleed
De-crackle*
De-reverb*
De-plosive*
De-ess*
Interpolate
Mouth De-click*
Spectral De-noise*
Spectral Repair
RX Connect
RX Monitor
Dialogue Contour
Dialogue De-reverb
De-rustle**
Ambience Match**
Center Extract
De-wind
Deconstruct
Third-party plug-in hosting
Fade
Find similar
Gain
Mixing
Module Chain
Module list filters
Normalize
Phase
Signal Generator
Spectrogram
Recording and monitoring
Variable Time
Variable Pitch
Dither
EQ
Resample
Instant Process
Selection FeatheringNEW
Azimuth
EQ Match
Leveler
Surround support
First Time User ExperienceNEW

* = Available as a plug-in

** = Available as a Pro Tools AudioSuite

注釈

システム要件

対応OS:
macOS Catalina (10.15.7) – macOS Ventura (13.2.x) *
*Intel Mac、Apple Mシリーズ、Rosetta 2に対応
Windows: Windows 10 – Windows 11
プラグインフォーマット:
AU, AAX, AAX Audiosuite, VST3, AU ARA (VST 2非サポート)
全て64-bitのみ対応
AU ARA (Spectral Editor ARA & Music Rebalance ARA)*
* RX 10 AU ARA プラグインはLogic Proのみ対応
64bitのみ対応
RX 10 Ambience Match、Dialogue Isolate、De-rustleのAAX版はPro Toolsでのみ利用可能
対応DAW/NLE:
Logic Pro 10.6.3 - 10.7.x, Pro Tools 2021 - 2022, Ableton Live 11, Cubase 11 - 12, Nuendo 12, Studio One 5, Reaper 6, FL Studio 20, Audition CC 2022, Premiere Pro CC 2022.
RX 10 オーディオエディター:プラグインのホスティング
AUとVST2形式のプラグインは、RXオーディオエディター上で読み込み可能です
注:VST2のプラグインホスティングは、将来的にVST3のプラグインホスティングに置き換わる予定です。
RX 10 Elementsの注意事項
RX 10 Elementsはプラグインでの動作となっており、スタンドアロンには非対応です。