RX 11 Standard最初に覚えたいこと【ポスプロ学園】

RX 11 Standardは、ノイズリダクションやその他高度な音声編集ができる製品です。
本記事では、RX 11Standardで最初に覚えてほしい機能について解説します。

RX 11 Standardを使用する際、是非使ってほしいのがRX Audio Editorです。
RX Audio Editorは、視覚的に音を判断することができ、効率的に編集をすることが可能になります。更に、RX Audio Editor上のみで使用できるモジュールもあるので、先ずはRX Audio Editorを使用することを強くお勧めします。

ノイズリダクションで多くの方に使われているのが、Dialogue IsolateとVoice De-noiseです。
Dialogue Isolateは、音声ファイルを音声とそれ以外の音・響き成分に分離することができるモジュールです。簡単に音声ファイルからノイズを分離することができます。

Voice De-noiseは、音声のバックグランドノイズを軽減するのに使用します。
Dialogue Isolateより動作が軽く、音声のダメージも少なく済むので、軽めのバックグランドノイズ除去に最適です。Dialogue Isolateを軽めにかけてから、Voice De-noiseで更にバックグランドノイズを軽減するなどの方法も有効です。

RX 11 Standardでは、ラウドネス調整もすることができます。
Loudness Controlを使用することによって、簡単に希望するラウドネス値に調整することができます。動画製作をしている方には非常に重要な機能の一つです。

はじめてRXを使う方にはRepair Assistantがお勧めです。
Repair Assistantは、RXが音を分析し、自動的にノイズリダクションをすることができるモジュールです。誰でも簡単にノイズリダクションをすることができるので、はじめての方にお勧めです。

最後に

RX 11 Standardは高度な音声編集が可能になる製品です。使い方は、ブログやiZotope Asia Youtubeサイトに動画がアップされていますので、是非参考にしてください。