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Native Instrumentsとの提携について

2021.03.12

iZotope CEO マーク・イーシアーと Native Instruments CEO コンスタンティン・クンカからのメッセージ

本日、iZotopeとNative Instruments の提携を発表しました。全く新しい音楽クリエイターグループを設立できることを大変嬉しく思います。

私たちの製品を日々使われているクリエイター、プロデューサー、エンジニアの皆さんにとって、この提携がなぜ凄いことなのか少しご説明させてください。

私たちは「どんなクリエイティブレベルにいる人に対しても、音楽・オーディオ制作をよりシンプルに」というビジョンを共有しています。力を合わせることによって、皆さんが最高の作品を制作するのに必要な全てを手に入れられる未来を創れると信じています。

この提携が一体どういうものなのか気になっている方もいると思いますが、見た目はこれまでとあまり変わりません。しかしこの先は多くの素晴らしい可能性を秘めています。

これからもNIとiZotopeはそれぞれ独立して存在し、リーダー、チーム、ブランド、製品ラインアップもこのまま継続します。ですが未来やビジョンを定めていく際には、才能と情熱に溢れたチームの助力を受けつつ、私たち2人は新しいグループの共同プレジデントとして手を取り合って進めていきます。

より密接に協力したらどんなことが出来るだろうか、と思うことが過去に何度もありました。iZotopeがOzone 9にNKS(Native Kontrol Standard)を導入したときのようなコラボレーションが、その秘めたる可能性をほんの少しだけ見せてくれました。

NIは1996年に、そしてiZotopeは2001年に設立されました。この業界での長く豊富な経験だけでなく、iZotopeはインテリジェントオーディオ処理技術、NIは革新的なインストゥルメント、エフェクト、そして統合ハードウェアという、ユニークでお互いを補完できる強みを持っています。

さらに近しいコラボレーション、知識や技術の共有、製品のさらなる強化。このパートナーシップによって無限の可能性が生まれます。

音楽・オーディオプロダクションへ携わる方が増え、人々はよりシンプルにアイデアを具現化できる方法を求め始めています。頭の中にあるアイデアを世に出すため、またはプロジェクトの仕上げを行うために。

そしてiZotopeとNative Instrumentsが協力することによって、プロデューサー、エンジニア、ミュージシャンが自分の創造的ビジョンを実現させるための壁をなくすことができます。

私たちの才能とテクノロジーを融合させたら、人々にとってどれほど良いものができるのか。すでに想像が勢いよく膨らんでいます。

皆さんがどんなものを創出するのかとても楽しみにしています。