チュートリアル
RX 10でイントネーションを調整する【ポスプロ学園#24】
音声を録音した後に、イントネーションを調整したいときがあると思います。RX 10には音程を調整する「Dialogue Contour」というモジュールがあります。この、Dialogue Contourを使用して、イントネーションの調整をしてみましょう。
1.モジュールメニューよりDialogue Contourを開きます。
2.編集したい箇所を範囲選択します。すると、モジュール内に波形が表示されます。
3.Dialogue Contourモジュール内にある青線はピッチの曲線です。この曲線を変更することでピッチの編集を行います。
青線部分をクリックすると操作点を追加することができます。縦軸を変更することでピッチを上げたり下げたりすることができます。横軸は時間軸になります。また、コントロールボタンを押しながら操作点をクリックすると、操作点を消すことができます。
4.Curve Smoothingを調整することで、ピッチの変化をなめらかにすることができます。
5.Reset curveを押すと、設定したカーブを元に戻す事ができます。
6.更に強くピッチの変更をする必要があれば、必要に応じてFormant ScalingとPitch offsetを調整します。
7.設定が終了したらRenderボタンを押して、編集内容を確定させます。
最後に
Dialogue Contourで上手くいかない場合は、Variable Pitchでも音程を変更することができますので、Variable Pitchも試してみてください。