チュートリアル

RX 11 Elements 製品紹介【ポスプロ学園#39】

2024.06.26

RX 11 Standardは、RX Audio Editorを含む、色々な音声編集の為のモジュールで構成されている製品です。RX 11 Elementと違い、単体で使用することができる製品です。
RX 11 Standardについて解説いたします。

製品構成

RX 11 Standardには、ノイズ除去や音の編集をするための多くのモジュールが含まれています。
RX 11からStandardにも含まれるようになったDialogue Isolateは、強力なノイズ編集をすることができます。難しい設定をすることなく、簡単に音声からノイズを除去することができます。
更に、RX 11 Dialogue Isolateでは、DAWなどのトラックに直接さして使用することができるようになりました。この事により、トラック上の音声を一度に処理することができ、大幅な作業時間短縮をすることができます。

RX 11では以前の製品より大幅に性能がアップデートした、Repair Assistantを使用することができます。誰でも簡単にあらゆるノイズ編集をすることができます。

RX 11 Standardには、動画・音声プラットフォームに作品を公開するための便利な機能がいくつかあります。
Streaming Preview, Loudness Optimize, Loudness Controlを使用することで、適切なレベルに最終調整をすることができます。

音楽のバランスを調整することができるMusic rebalanceは、RX 11で性能が向上しました。

RX Audio Editorでは、M/Sモードが使用できるようになりました。
RX 11 Standardには、RX Audio Editorが付属しているので、細かい編集を簡単にすることができます。
ノイズ編集以外にも役立つモジュールが、多数含まれています。

最後に

RX 11 Standardは以前の製品と比べて、性能が向上したモジュールを含んでいるので、
以前の製品では難しかった処理も、RX 11 Standardでは可能になる場合が多くあります。
各モジュールの使用方法はiZotope AsiaのYouTubeサイト動画を参考にして頂けたらと思います。