RX 11 Advanced 製品紹介【ポスプロ学園#40】
iZotope RX 11 Advanceは、RX Audio Editorを含む全てのRXのモジュールと機能が使用できる製品です。
プロの方が愛用する高度な編集ができるモジュールや、サラウンド素材の編集などがRX 11 Advance一つで全て行うことができます。
RX 11 Advanceについて紹介いたします。
製品構成
StandardやElementsには含まれていないAdvanceのみのモジュールは、
Ambience Match
De-rustle
Dialogue Isolate (Best quality Mode and Multi-band Controls)
Dialogue Contour
Azimuth
EQ Match
Deconstruct
De-wind
Center Extract
Leveler
Spectral Recovery
Wow & Flutter
Multichannel Processing
があり、このように多くのモジュールや機能がAdvanceのみ使用可能になります。
Dialogue Isolate
Dialogue Isolateでは、Advanceのみで使用可能なBest Qualityモードや周波数帯によって効き具合を調整できる、コントローラーが含まれています。この事でノイズ編集をした際の音質調整を細かくすることができます。
Ambience Match
Ambience Matchは音声のバックグラウンドのアンビエンスを自由に生成したり、変更することができる画期的なモジュールです。
テレビドラマや映画のポスプロ現場では、多くのエンジニアに使用されています。
Dialogue Contour
Dialogue Contourは、音声のピッチやイントネーションを自在に変更することができるモジュールです。RX 11で更に使いやすくアップデートされました。
De-rustle
De-rustleは音声に被ってしまったガザガザ音を軽減する事ができるモジュールです。衣類の衣擦れ音軽減に役に立ちます。
Leveler
Levelerは音声のレベルを指定されたレベルに自動的に揃えることができるモジュールです。整音作業を素早く完了することができます。
EQ Match
EQ Matchは音質の違う複数の音源の音質を揃えることができる画期的なモジュールです。ピンマイクとガンマイクなどの違うマイクで録音された素材の音質を揃えることに使用されています。
De-wind
De-windは風切り音を軽減することができるモジュールです。長時間にわたって入ってしまった風切り音を簡単に軽減することができるので、素早く作業を完了することができます。
最後に
RX 11 Advanceは高度な編集ができるモジュールが含まれている最強のRXです。
一つの製品で多種多様な編集をすることができる製品になっています。
製品の使用方法はiZotope AsiaのYouTubeサイト動画を参考にして頂けたらと思います。