動画クリエーター向け RX 11で音声編集【ポスプロ学園】

動画のクリエーターの方にお勧めのRX 11モジュールを紹介していきましょう。
1.ノイズ軽減をしたいときは「Repair Assistant」がお勧め
「Repair Assistant」は色々な音の問題に対応できる万能なモジュールです。動画を撮影する際に多くある、不要なバックグラウンドのノイズや音の響き、パチパチというノイズを軽減することができます。RX 11の「Repair Assistant」では虫の音などもかなり軽減できるようになりました。
2.音声をきれいにしたいとき、音声トラックにさして使用できる「Voice De-noise」「Dialogue Isolate」
軽めのバックグランドノイズを軽減したい時は「Voice De-noise」がお勧めです。動作が軽いので、トラックに直接さして使う際にも使用できます。
音声以外の音を積極的に軽減したいときは「Dialogue Isolate」がお勧めです。直接トラックに刺すこともできますし、音の響きを軽減する際も「Dialogue Isolate」がお勧めです。
3.音声以外の音のノイズを軽減したいときは「Spectral De-noise」「Repair Assistant」
音声以外の音に使用できるノイズリダクションは「Spectral De-noise」です。効果音や楽器などに使用することができます。
「Repair Assistant」もMusicモードにすることで音楽などにも使用することができます。
4.音声のレベルを揃える「Leveler」
動画を撮影して音声のレベル変化の調整が必要な時に便利なのが「Leveler」です。「Leveler」を使用することで、低かったり高かったりする音声レベルを均一な聴きやすいレベルに調整することができます。
5.配信する前の最終的なレベル調整には「Loudness Control」
効果音や音楽などを含めた音のMixを終了した後に使用するのが「Loudness Control」です。「Loudness Control」使用することによって、配信プラットフォームに合わせた音レベルに調整することができます。高すぎたり、低すぎたりすることを防ぐことができます。
RX 11はノイズ軽減以外にも多くの機能があり、動画製作をされている方に便利な機能が多く備わっています。使用方法はiZotope AsiaのYoutubeサイトを参考にして頂けたらと思います。